2016/04/21

ショールCamino Bubbles、編みました。


久しぶりの更新になってしまいました、、、
まずはじめに、この度の熊本地震により被災され亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。
どうか被災されたみなさまに1日も早く安心して過ごせる日常が戻ってきますように。

先月の末になりますが、ravelryからCamino Bubbles by Kieran Foley を編みました。


前日には準備をして3月11日から編み始めました。
今年、東日本大震災から5年が過ぎることを思い浮かべながら『神の泡』と副題をつけて、ふだんのprojectとは違う意味合いを自分の中で持ちながら進めました。震災により亡くなられた方そして残された遺族や友人の方々、どうかその魂が安らかに天へ昇っていけますように、そんな祈りを込めたprojectでした。(けれどもまさかその約一ヶ月後に、熊本地震が起きてしまうとは思ってもいませんでした。。。)


使用した糸は、昨年Yarnaholicさんの受注販売で購入した、Wollbonbon Merino 4ply, Calypso、海の女神カリュプソーのカラーネームです^^
この糸は撚ってある4本のメリノ極細糸を束ねたもので、編み地はふっくら柔らか。ロングピッチのグラデーションになっているのは、その一本づつが途中でカラーチェンジしていく仕組みです。


広げるとこんな感じで色の変化を楽しめます^^

いろんな色の海のような、時間と季節の変化のような、なんとも美しいブルーのグラデーション。購入したときには使いにくいかなとも思ったのですが、実際に編んでショールになってみるととても好きなブルーのグラデーションでした。
水通しをしたことで、糸の状態の時よりも少し色が明るくなってるように感じます。(色落ちはありました)

今回のパターンは、ravelryでknit/labさんといえばすぐにあぁ!と思い当たる、コンテンポラリーなデザインがとても斬新で、いつもこの模様はどうやって編むのだろう?と驚かされるレースショールデザイナーさんです。現在リリースされているパターン数も数多く、またどれも目を見張るものばかり。
ravelryに登録した2012年の春、当時私ははまだ編み物をするつもりはなく、ただただファッションとしてのデザイン性やアートワークなパターン、編み物の世界をちょっとだけ覗いてみたくてravelry内をウロウロしていたとき、このknit/labさんのショールパターンが衝撃的で忘れられなかったのを今も憶えています。この模様、どうやって作り出すの?!って^^


4plyだとlight fingeringからfingeringくらいの太さで、一巻き900m分をすべて使いきりました。結構厚みとボリュームが出てます。ショールというかストール(マフラー)に近い感じでしょうか。ただ、模様が透けて網状になっているので暑苦しくなくサラリと軽い感じに使えそう。チクチクはなくふっくら柔らかな感触にひたすら癒されます^^
サイズはJPN#5号針で編んで、幅52cm×長さ210cmになりました!(長い〜)

大好きなショールがまた一つ増えました。
またブルー系のものを編んじゃったなぁ、と思ったけれどこのカラーはとても良かったです^^
またWollbonbonは初めて編んだのですが、実際に編むともっと素敵な糸でした!
ロングピッチで編む長い長いCamino Bubbles、夢が叶って大満足です。泡が幾重にもなって一つの流れができました。
これからずっと大切に使います^^